未来日記

未来日記

恋に、仕事に、日々の日常について語る日記です。日常に、ワクワクという名の希望を届けていきたい。

はじめましての方へ。自己紹介とブログを始めた理由。

黄未来(こうみく)、1989年生まれ。

2017年4月現在、社会人6年目になりました。6歳まで中国の蘇州で暮らしており、今は渋谷区に住んでいます。

 

興味がある分野は、ベンチャー、シェアリングエコノミー、若者のトレンド全般で、尊敬する人は冒険投資家であるジムロジャーズ大前研一さん、ケニアナッツカンパニーの佐藤芳之さんです。

 

幼少期に、質素な家庭(世帯収入200万円)で育ったわたしは、「大きくなって、今より大きな家に住めたら、きっと毎日もっと楽しくなるはずだ」と大人になることを指折り楽しみにしていました。

 

そして、大人になって念願の都心で一人暮らしするようになっても、

 

「彼氏が出来たら、毎日ハッピーになれるかな?」

「もっと痩せたら、毎日ワクワクできるかな?」

「もっと仕事で認められたら…」

「もっと器用に立ち回れたら…」

 

と、「○○があったら、もっと○○だったら…」という思考が底なしに止まらないことに気付きました。

 

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ずっと行ってみたかったギリシャサントリーニ島を訪れても、大好きな恋人が出来ても、一瞬の幸せはあるけれども、ワクワク感を持続させることはとても難しい。

 

毎日が幸せだと思えるような深い満足感は、自分の思考パターンによって形成されるものであり、

ありふれた日常の中から如何に「面白い!」「ワクワクした!」「なるほど!」といった小さな発見や希望を発掘できるかが人生の質を高めるコツだと知りました。

 

それらの発見を書き留めるとともに、誰かに伝わって「面白い!楽しい!」といった感情を共有できたら、これほど嬉しいことはないと思い、ブログを始めました。

 

 

そしてもうひとつ、人生を通して証明したい、ある仮説があります。

 

その仮説とは、【正しさよりも楽しさ。能力よりも挑戦の数】ということ。

 

不器用な性格のためか、わたしは皆が当たり前のように出来ることが何故か自分には出来ないと、小さいころから悩む場面がたくさんありました。

 

例えば、いくら先生に注意されても、毎日名札を学校に持ってくることがとても難しく、何回も忘れて怒られたこと。

中学時代に一生懸命に取り組んだバスケットボール部でも、どうやって動けばよいか、最後まであまり理解できずに、全然上手くならなかったこと。

大学時代にどうしても勉強が身に入らずに、留年してしまったこと。

サークルの友人と仲違いして、途中でやめてしまったこと。

作成した資料を何回見直しても単純ミスがなくならず、上司に怒られたこと。

会議中で何度も寝てしまうこと。

 

「こうすればよい」、「正しいやりかたはこうだ」と、頭では分かっているのに、上手く立ちまわれずに苦労した過去の苦い思い出は、心の奥底にしつこくこびりついており、例えば今でも月に数回は試験前に全く勉強が進まないといった悪夢にうなされて起きることがあります。

 

一方で、そんなわたしでも、自分を思いっきり褒めてあげたくなるような瞬間が人生で幾つかありました。

 

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それは、

 

中学時代、授業中に書き留めた小説を読んだ友達が喜んでくれたとき。

大学時代に手品ボランティアを立ち上げて、内戦終わりのスリランカの孤児院を訪問し、たくさんの子ども達の笑顔に出逢えたとき。

自分が考案したビジネスが大当たりしたとき。

またまた、自分が考案した別のビジネスが大コケして、大損したけれども、それがいいネタとなって、皆が笑ってくれたとき。

こうして書き留めた文章を、面白いね、元気が出たと言ってもらえたとき。

 

正しく、上手には出来なかったかもしれないけれども、「こうすれば楽しいはずだ」と自分で仮説を立てて実践し、周りに笑顔を届けられた瞬間は、毎回最高にスカッとします。生きててよかったなと、感じます。

 

不器用で、苦手なことがたくさんあるポンコツなわたしでも、一番大切にしている面白さ、ワクワクを突き詰めることによって、そして諦めずに何回も何回も何回も挑戦することによって、何か大きな価値を生み出すことができるはず。

 

そのことについて、人生を通して証明していきたいと思っています。

 

文章を読んでくださった方からコメントや連絡を頂いたり、「こんなことやってみない?」と提案を頂くのは、とてもとてもうれしいので、これからもドシドシ、どうぞよろしくお願い致します!

 

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「お金が足りないから」と夢を諦める前に、今すぐ出来ること①

どんなジャンルの夢を叶えるにしろ、名案を絞りだす力がモノをいう。

 

特に、たくさんの夢を次々と叶えていく実り多き人生にしたいのであれば、予想外の障害があっても、不運に遭遇しても、いかなる時でも落ち込まず、動じずに、粛々と名案を生みし続ける筋肉を鍛える必要がある。

 

「友人からの悩み相談」は、 名案筋を鍛える絶好のチャンスとなるため、一回一回大切に、全力を出し尽くしたいと、わたしは常に考えている。

 

さて、今回の友人の相談内容は、

 

海外の美大に留学するため、会社を辞めたものの(今年9月末退職)、お金が足りなそうだから、やっぱり諦めるべきか

 

ということである。この類の「お金がないから、●●出来ない」というテーマに関しては、自分なりに考えがまとまっているため、この機に紹介したい。

 

  1. 夢を4つの箱に分類する。 
  2. 選択肢を全て洗い出す。
  3. 現状を正確に把握する。
  4. お金の神様に相談をする。

 

 これから数回の記事に分けて、上から順番に説明していこう。

 

1.夢を4つの箱に分類する。

 

「海外の美大に留学したい!」という友人の夢を例にとってみよう。

この1文だけで、わたしは下記のような疑問が浮かんだ。

 

  • 海外とはどこか?ヨーロッパ?アメリカ?アジア?
  • 絶対に海外でないとだめなのか?それとも美術を勉強できればどこでも良いのか?
  • 学びたい美術のジャンルは定まっているのか?
  • 4年制ではなく、専門学校でもよいのか?

 

このように、「●●したい!」と漠然と発している言葉の裏側には、往々にして、本人自身も整理できていないたくさんのこだわりが詰まっている。どんな夢であれ、第一歩は、まずやりたいことを「①絶対にやりたいこと、②なるべくやりたいこと、③やれたら御の字なこと」の3つの箱に、分類することからはじまる。

 

彼女の場合、掘り下げて聞いてみると、このような整理となった。

 

【第1の箱】絶対にやりたいこと

  • ヨーロッパへの留学(ヨーロッパであれば、どこでもいい)
  • 4年制大学への進学
  • デザイン学科

 

【第2の箱】なるべくやりたいこと

  • 今年中の出発
  • 卒業(最悪1年行って中退でも良い)

 

【第3の箱】やれたら御の字なこと

  • 自分の貯金でやりくりすること
  • 現地でのアルバイト
  • 名門校への進学

 

この3つの箱に分類すると、夢の優先順位が自動的に整理される。

特に、彼女自身が「最悪卒業できなくても、1年間留学できれば最低限満足できる」という本音に気付けたことによって、お金が足りなくなるかもしれないというプレッシャーから大分解放された様子であった。

 

そして、4つ目の箱、それはわたしが長い間、心にしまっている秘密の箱である。

 

その名も「50NW箱」。

 

数字、アルファベット、漢字がいい感じに組み合わさった、いかにもミステリアスな響きである。

 

例えば、皆さんは、このような夢を持った人に会ったことがあるだろうか。

 

 

等々・・・。

 

もはやお金で解決できる話ではなく、言葉を選ばずに言うと、夢というよりもタワゴトレベルの願望を抱いている、恥知らずでイタイ人。

 

 

 

わたしである。

 

あれは忘れもしない、19歳の冬。

テレビで流れる紅白歌合戦で、白いスーツを身にまとってlove so sweetを歌う櫻井くんが余りにもまぶしく、わたしは松浦亜弥に生まれなかった自身の不幸と、画面の中の世界にいる愛おしい人との間にある溝の深さを呪い、運命を嘆いていた。

 

しかし、である。

 

鳴り響く除夜の鐘の音を聞きながら、神ならぬ仏から、大変素晴らしい啓示が降りたのである。

 

諸行無常、どんな人にも平等に時間は流れて、世界はどんどん移り変わっていく。

50年も経てば、世界は想像できないくらいに変化していくし、わたし自身も、アイドルも、ただのおじいちゃん、おばあちゃんになる日がいつか必ず訪れるのだ。

 

 

従って、わたし自身、今この瞬間ハーバードに行けなかったとしても、とんびが鷹を産んで、孫がひょんなきっかけでハーバード入学を決めてくれるかもしれない。

 

(まだ見ぬ)旦那が宝くじに当たって、億万長者になれるかもしれない。

 

そして50年後、わたしが入居した老人ホームに、たまたま櫻井くんも入居し、可憐に歩行器を押すわたしに一目惚れするかもしれない。

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↑50年後の櫻井翔さん、櫻井未来さん

 

そう、今この瞬間だけに着目するのではなく、50年という長いスパンの中で、人生何が起こるか分からないことを考えると、どんなに大それたバカげた願望でも、可能性は0ではなくなるのだ。よって櫻井君とのワンチャンも夢じゃない。

 

たとえ、それが人生の最後の日まで叶わなかったとしても。

 

抱いた夢の数だけ、自分の未来に対して期待をもつことができる。もう少し生きても良いかなと、希望を抱くことができる。それだけでも充分、幸せなことじゃないか。

  

こうして、「50NW箱50年後人生があるかからない)」を発明したわたしは、どう考えてもムリゲーな願望・妄想・戯言を大胆不敵にすべて詰め込み、面の皮の厚さを、一日一日、一枚一枚、着実に積み重ねていったのである。

 

 

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モテるコツは、世間のモノサシの外に身を置くこと。

近頃、とても美人な友人に「どうしたら彼氏が出来るのだろう。特に、合コンでモテないのが悩み」との相談を受けた。

 

18歳の時に恋愛市場に参入してから、今年でちょうど10年経つ。そう考えると、わたし自身、今まで50回以上はその類の飲み会に参加しただろう。でも振り返ってみると、合コンを通じて自分が大層モテたと感じた記憶も、胸が高鳴った記憶も、恥ずかしながらほとんど思い出せない。

 

むしろ、合コンで知り合った誰かを好きになったことなんて、実は、今までの人生で一度しかなかった。

 

それは数年前の夏。

 

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当時、仲が良かった男友達から「親友のイケメン薬剤師が最近彼女と別れた。賢い女の子を集めた飲み会がしたい」とリクエストがあり、幹事役にわたしが指名された。そこで、わたしは彼の顔に泥を塗らないようにと、東大卒才女、院卒美女、学習院卒のお嬢様と、経歴良し、育ちよし、容姿端麗と3拍子を揃えた最強の陣営にて、満を期して現場に向かった。

 

男性側の幹事、つまりわたしの男友達も、女性側のリクエストを聞き入れて、大変気合の入った六本木にある高級カラオケを予約してくれ、会場に着くやら、皆期待に胸が高まり、盛会の予感に胸を震わせた。

 

ところが、意外や意外。

 

最近失恋したという肝心の主役は、30分過ぎても姿を現さなかった。

 

イケメンの薬剤師であるとの前情報を胸に「ハイスぺの社長出勤か…」と女性陣の鼓動は高鳴る一方である。

 

場も大分温まった開始1時間後、ようやくその姿を見せた彼は、失礼ながらいゆわる典型的なイケメンではなかった。

 

そして、

 

薬剤師ですらないことが判明したw

 

幹事の勘違いで、彼は実は登録販売士という全く別の資格を持って漢方屋さんに勤めていた、ということだったのだ。

 

なんということだろうか。

 

大変失礼ながら、わたしは彼自身が予想をはるかに凌駕するハイスペック美女たちを目の前にして、委縮するのではないかと、心配になった。

 

「東大卒の、〇〇(東証1部上場企業)に勤めている、まゆみです」

「ゆきです。中学から学習院です。」

 

女の子たちが、ひとりひとり、自己紹介を進めていく。

 

ドキドキがハラハラに変わっていく。

恐る恐る顔を上げて、彼の顔を覗き込んでみる。

 

すると、

 

眉毛一つ動かさずに、優雅にシャンディーガフを啜っていたのであるw

 

「へぇ、君たち、かわいいね。それで?」

 

と、彼は奈良の大仏のごとく余裕のスマイルを携えながら、目の前にどしりと鎮座していたのであった。

 

なんという余裕…!なんという自信…!!

 

彼のあまりもの仏陀大物っぷりに、わたしが打ちひしがれた。

同時に、自分のちっぽけなプライドと傲慢さが打ち砕かれた音が聞こえた。

 

 

それから、わたしは彼をデートに誘い出した。

時間をかけて話をすればするほど、その生い立ちや人間性を知れば知るほど、

彼がどんなに多才であるか、どんなに賢い人間であるか、数えきれないほどの魅力が、ポップコーンのように次から次へと飛び出していった。

 

 

そして、いつの間にか、彼は一番の尊敬する友人となり、相談相手となった。

 

例えば、わたしがいつも通り思い通りにいかない仕事での悩みを、情けなくこぼしていると

 

「ねぇ、未来ちゃん」

 

電話口で優しい声が響いた。

 

「どうやったら、仕事が楽しくなるか、知ってる?」

 

「それはね、自分で提案して、創り上げていくことなんだよ。」

 

「未来ちゃんは俺と違って、大きな組織に居るから、なかなか難しいかもしれないけれども。でもどんな仕事だって結局は同じなの。主体性をもって、自分から創り上げていかないと、何をやってもきっと、つまらないままだよ。」

 

「俺はないものねだりはしないし、いつも、スーパーポジティブだよ。自分より賢い人も、出来る人もたくさんいる。だけど、俺だから出来ることがある。俺だから任せてもらえる仕事がある。それをひとつひとつ大事にしているんだ」

 

柔らかく、でも堂々と語り掛けるように、彼はいつも大切なことを教えてくれた。

 

そんな彼のいいところ、格好いいところを挙げたらキリがないけれども、ひとつだけ選ぶとしたら、やはり初めて逢った六本木のあの夜、穏やかな笑顔でシャンディーガフを啜っていたあの姿に凝縮されているのではないかと思う。

 

人は皆いろいろなモノサシを持って生きている。

例えば、恋愛市場では外見、収入、スペックが重視される。

そこで、わたしを含める大半の人は、隣の人より1mmでも大きく自分を見せたいと、無意識のうちに必死に背伸びをしてしまう。同時に、自分がどういう風に見られているのか、気になって仕方がなくなる。思ったより小さく見えているんじゃないかな…、背伸びしているのがばれているんじゃないかな…と、いつも内心ビクビクしている。

 

そんな中で、彼は一人、モノサシの外に精悍に立っていた。

そんなんで俺が測れると思ってんじゃねーよ、と。

俺の魅力、俺の価値はそんな薄っぺらいもんじゃねーよと、嘲笑うかのように。

 

今まで数十回経験した飲み会で、彼より外見が良い人、ハイスペックな人、優しい人はゴマンといた。でも、心に留まったのは、先にも後にも彼一人だけだった。

 

だから、恋愛は、美人コンテストじゃない。

スペック比べ大会でも、気遣い我慢大会でもない。

 

同様に、人生に於いても、仕事に於いても、合コンの他のメンバーや、同期入社のあの子に勝とうとヤケになる必要なんてない。

 

まず、あなたがどういう自分でありたいか。

どんな自分を格好いいと思うのか。

何が得意なのか。どんな自分が自分らしいのか。

それを素直に表現すること。

 

無理して、背伸びをしないこと。

そして、出来れば、勇気を出して、くだらない世間のモノサシから一歩離れてみること。

 

するときっと、そこから魅力の花が咲いて、自分らしさがそっと顔を出すんだ。

 

それに気付いて、見つけて、必要としてくれる人。

 

そんな人が、きっと自分にぴったり合う、未来の恋人候補なのだろう。

 

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【新入社員向け】上司を攻略し、ゲームのように仕事を楽しむコツ

7月も中盤に差し掛かり、強い日差しが夏の始まりを告げた。

この頃になると、4月の入社時にはお日様みたいに自信に満ち溢れハツラツとしていた新入社員達が、気が付けば目の輝きは霞み、梅雨を引きずったような顔つきになる。

 

そんな後輩達に元気がない理由を尋ねてみると、

 

「仕事になかなか慣れなくて…」

「思った業務内容と違っていて…」

「先輩と意思疎通がうまくいかなくて…」

 

と様々な回答が返ってくる。これらは一見それぞれ違うことを言っているように聞こえるが、掘り下げていくと、実はどれも同じ主張をしているということに気付く。

 

  • 「仕事になかなか慣れなくて…」  →上司の説明が分かりくい or 教えてくれない → 上司がウザイ
  • 「思った業務内容と違っていて…」   →なんでこんなつまらない仕事ばっかりなんだよ → 俺の才能をわかってない →上司がUZAI
  • 「先輩と意思疎通がうまくいかなくて…」 →なんで自分の価値観押し付けて、こっちの言い分聞いてくれないんだよ → 上司がUZEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE

 

全ての道はローマに通ずるように、全ての愚痴は上司に通ずるのだ。

仕事上の悩みは8割がたは人間関係から生ずるといっても過言ではなく、年次が若ければ若いほど、それはイコール上司との人間関係になる。言い換えると、上司というラスボスさえ倒すことが出来れば、仕事というゲームではもう勝ったも当然なのだ。

 

よって、本日は、毎日悪戦苦闘している愛する後輩のために、上司の取扱説明書を伝授する。

 

 

1.幻想を取り除く

世にあるほとんどストレスは、期待値と現実値との乖離によって生ずる。よって、上司に対してストレスを抱えるということは、自分が思い描く上司との関係性、ないしは上司当人が、「あれ?!自分が思い描いていたものと違うぞ!?」という発見から始まる。

 

多くの若い人達は上司に対して、多大なる幻想を抱いているのだ。

 

例えば、「嫁姑」という言葉から、君は何を思い浮かべるだろうか。

 

いがみ合う女同士。醜い争い。間に挟まれる舅、旦那。

考えるだけで背筋がゾッとするだろう。

 

 

この世の七不思議のひとつとして、結婚というイベントを経ると、本質的には何も変化はないはずにも関わらず、あんなに可愛くておっとりした自慢の彼女が【嫁】へ、良妻賢母で優しかった母は【姑】という型へそれぞれ押し込められた途端に、2人は電光石火のごとくクソBBAへの階段を爆速で突き進み始めるのだ。そして、夫舅が気付かない間に、両者の間には心理的な北度38度線が引かれ、冷戦が始まっている。

 

もちろん、中には結婚してもいつまでも可憐で3歩引いて歩くような女性や、良好な嫁姑関係を築いている人たちもいる。ただ、それは天然記念物級の例外であり、決して、当たり前ではないのだ。信じられないなら、自分の父親、親戚、既婚の先輩に聞いてみよう。真実は常に、歴史と統計が示してくれる。

 

同様に、【嫁】【姑】という型とともに、【上司】という型もある。

 

社会に出た当初は、ついつい彼らが今までの人生で出逢った先生や部活の先輩の延長線上にあると考えがちだが、そこが大きな間違いなのだ。

 

【上司】という型は、教えてくれて当たり前で、自分の成長を願ってくれた先生たちとも違うし、純粋に同じ目標を共有して叱咤激励してくれた部活の先輩とも違う、全くの新しい生物であることを、新社会人の皆さんは認識しなければいけない。

 

【上司】という型のテンプレート。

それは、ずばり、この人である。

 

 

 

 

 

 

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みんな大好き、お馴染みの大和田常務である。

 

彼は、【上司(JOUSHI)】という生物図鑑が存在するならば、標本として全世界に使われてもいいくらい、その生態をうまく表している。では、彼らの特徴を見てみてみよう。

 

・1言えば10伝わるもの。理解できなかったら、部下が悪い。

・部下は俺に合わせて当前。気を遣ってくれて当然。

・部下の手柄は俺のもの。

・俺の手柄は俺のもの。

・部下のミスは部下のもの。

・俺のミスは部下のもの。

・部下には成長してほしい。俺の評価を上げるために。

・部下には結果を出してほしい。俺の評価を上げるために。

・仕事が出来るやつは、俺が気に入ったやつ。

・やれるもんならやってみな

 

どれも心当たりがある項目であろう。

それもそのはずで、上司は元来上記のような生物であり、その特性を帯びて当然であるからだ。

 

「いやいや、でも隣の部の同期の上司はすごく理解があって、人格者だよ。」

 

君はこのように反論し、自分の日々の理不尽と不運を主張したいのだろう。

 

ならば、君に問いたい。

 

君が、友人の田中と一緒に宝くじを買いに行ったとしよう。

田中は一発目で1万円当たったのに、君は10枚買ってもハズレだった。そこで、君は少しはモヤッとするだろうけれども、憤慨するのだろうか?いや、理性的な君は、「少し運が悪かったかもしれないけれども、そもそも当たる方が稀で、ハズレるのが普通だよな」と、そう思わないだろうか。

 

上司も同じなのだ。

 

君が憧れる、理想的な上司、松岡修造のような人格者は確かに生息する。しかし、彼らはスタンダードではなく、大当たりなのだ。そして、上司というクジは、大半の大和田常務と、ほんのちょっとの修三でできている。ハズレて当たり前なのだ。何も嘆くことはない。

 

まだ若い君の人生で、これから運を必要とする事象はいくらでも存在する。

 

 

・外出先で交通事故に合うかもしれない

・前髪が後退するかもしれない

・会社が倒産するかもしれない

・家族が大きな病気にかかるかもしれない

・未来の嫁が地雷かもしれない

・未来の嫁の母親が地雷かもしれない

 

これらの事象はすべて君のコントロール外にある事象であり、回避するためには運に頼るしかない。世界は平等であるべきだという君の哲学に立てば、君は今、上司運を犠牲にした代わりに、これらの今後起こりうるトラブルに対する運を貯金したと考えてみたら、どうだろうか。

 

より大きいスコープで物事をとらえることが出来れば、決して、ちっぽけな上司運で動揺することはないはずだ。

 

「いやいや、でも就活の時に説明会で会った社員の人や人事は皆凄くいい人だったよ…!だからウチの会社は本来はいい人が多いはずなのに、なぜ自分に限って…」

 

納得いかない君は、またまたこのように反論するだろう。

 

2.【上司】と【人事】の違い

 

君は、ポケモンをやったことがあるだろうか。

そのゲームを始めたきっかけ、最初に知ったポケモンは何だったのか、是非思い出してほしい。

 

恐らく、これらだろう。

 

 

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この愛らしいピカチューの虜になり、

君は自分がサトシ少年のようなポケモンマスターになれるのではないかと夢を見て、ゲームを始めたことだろう。

 

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しかし、思い返してほしい。

 

ポケモンには、愛らしいピカチューやカイリューヒトカゲ以外にも、様々な種類があるということを。

 

会社に置き換えると、人事及びリクルーターは、ポケモン界のピカチューである。よって、彼らは、キラキラ☆した外見、スペック、トーク力を携えて、新たなポケモンマスター(新入社員)を獲得するべく磨きをかけている特殊人員なのだ。

 

では、上司はどのポケモンなんだろうか?

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ベトベトンだ。

得意技はどくづきであり、これも君の上司と完全一致していることで異論はなかろう。

ただ、ポケモンの世界ではピカチューが頻出ポケモンで、ベトベトンがレアポケモンであるのに対し、人間界ではベトベトンの方が大多数を占めるという違いがある。遭遇確率が少々異なる、ということであり、従って君たちの会社は別に噓をついてはいないし、君を騙してもいない。

 

もし世界が100人の【上司】の村だったら…。

 

こういった構造になる。

 

 

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そう、この世の上司は大方、47%の大和田常務と49%のベトベトン、3%のその他で構成されている。

 

だから、君の悩みは、世の中の大多数の同世代が抱えている共通の悩みなのだ。安心しよう。

 

 

3.上司の攻略法

 

随分前置きが長くなってきたが、ここからがいよいよ上司の攻略の仕方だ。

何故ここまでの説明に、ここまでの文量を割いてきたのかというと、全てのジャンルにおいて何か目標を達成するに当たって重要なものは、対象物を正確に理解すること戦略を立てることにあるからだ。

 

今まで君は、上司に対して幻想を抱き、過度な期待をしていた。

それを捨てて正しい認識をした今、君は初めて戦略を立てることが出来るステージ迄来た。

 

明日以降、上司に理不尽なことを言われても、自分の思いが通じなくても、もう慌てることはないだろう。感情に振り回されない冷静な心持ちが、戦略立案において最も大切であるということも、肝に銘じてほしい。

 

上司が理不尽で当たり前、分からずやで当然であるという生態を理解すれば、

君は報告の仕方や、問題に当たって時の対処の仕方が自然と変わるだろう。

 

上司を注意深く観察してほしい。

 

彼らには、君が全く理解できない何か大切なものがあるはずだ。

 

それが生まれたばかりの娘だったり、自分流の進め方だったり、プライドだったり、部内での立場だったり、更に上の上司からの評価かもしれない。

 

それを下らない、理解できないと一瞥する前に、「ベトベトンのことは理解不能で当然」と考え、ただただその事実を認識しよう。

 

そうしてじーーーと観察していると、どの上司でも、1つや2つ、大和田常務やベトベトンより優れていることを発見できるだろう。

 

「利己的で当然なのに、俺の為に、時間を取って説明してくれている」

「自分の評価ではなく、純粋に俺の成長を願って、叱ってくれている」

「当然のように人格的には崩壊しているが、Excel技能だけは達人だ」

 

等々、同じ大和田常務、ベトベトンでもそれぞれの盗むべき特技があることが垣間見えてくるので、まずはアイテム集めとして、それを徹底的にパクろう。

 

次に、コミュニケーション上の問題が出てきたら。

 

分かってくれなくて当たり前、自己中で当たり前。その前提に立って、どんな策が役に立つのか、色々試してみよう。

 

媚びてみるのも大いによし。時には勇気を出して、自分の意見を通すために、反論してもよし。根回ししてみても良し。スキルを磨いて、見返してもよし。頭をひねって、組織の為の役立つ若い人ならではのアイデアで勝負するのも、一つの手だ。

 

電気ポケモンは水ポケモンに弱いように、意識して様々な技を仕掛けていくうちに、

君はそれぞれの上司に合った攻め方があることを発見するだろう。

 

まとめると、相手に期待しすぎずに、冷静に目の前の人を観察し、色々な角度からボールを投げてみる。

 

もちろん最初は一筋縄ではいかないけれども、これを当たり前のようにできるようになると、君はいつのまにかゲームを楽しめるようになるだろう。そうすれば、攻略もできた同然なのである。

 

 

4.最後に

 

ここまで、上司の取扱説明書に関して解説してきたが、光陰矢の如しで、君もあっという間に先輩に、そして誰かの上司になるだろう。

 

その時に、どうすれば少しは善良な大和田常務に、愛されるベトベトンになれるのだろうか。その材料は、部下である今の時期にどれだけ感受性高く過ごしたかによって決まるのだ。

 

だから、自分がされてうれしかったことを覚えておこう。

されて傷ついたことも覚えておこう。

 

そして、君が、後輩に対して2%の松岡修造になれたら、君が傷ついた経験も、苦しくて流した涙もすべて報われる。

 

これほど素晴らしいことはないよね!

 

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人生の迷子になったら、6歳の自分に会いに行く。

わたしは一体何にワクワクするのか。今のままでいいのか。目指す方向性はあっているのか。

 

そんなことを考え始めると、頭がぐるぐるしてきて、ついには人生の迷子になってしまう。

 

例えば、仕事というテーマひとつを取ってみても、辛いことが続くと、

 

・好きで続けているのか、

・見栄から頑張っているのか、

・意地になっているのか、

・親や周りの期待に応えるためなのか。

 

じぶんでもどんな理由で踏ん張っているのか、訳が分からなくなって、心の声が曇る。

 

そんな時は、そっと目を閉じて、6歳のじぶんを呼び起こす。 

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6歳の頃、父親の留学に連れられて、わたしたち家族3人は首都大学東京のキャンパス内にある国際交流会館で1年間暮らした。中国の郊外から出てきた田舎娘にとって、都内にある新築ピカピカのキャンパスは言葉に尽くせない程まぶしく、「日本すげー、先進国パナイ、資本主義万歳…!」と、中国で叩き込まれた社会主義思想からコンマ5秒で脱却させられたほどの魅力を放っていた。

 

キラキラ☆した快適絶頂な先進国☆ライフは2日で終焉を告げ、来日3日目にして、「コンニチハ、キモチワルイ、トイレニイキタイ」と3語のみ父から叩き込まれた後に、わたしは「あいうえお」も分からぬまま現地小学校の入学式にぶち込まれた。阿鼻叫喚なサバイバルゲームの始まりだった。

 

そういった意味で、言語のキャッチアップを含めた勉強はとてもきつかったけれども、何もかも真っ新なチャレンジングな環境、親切で優しい先生・同級生に囲まれて、わたしはすくすく楽しく育った。

 

そんな6歳の精一杯生きていた自分。

 

人生の迷子になって、本当に本当に行き詰ったときは、昔住んでいた留学生会館まで足を運んで、当時の自分に会いに行く。それが、今日だったのだけれども。

 

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芝生の上にごろんと横になって、緑のにおいを、胸いっぱいに吸い込む。目を閉じて、耳をすます。

すると、遠い記憶とともに小さい女の子の姿が脳裏に浮かぶ。懐かしい声が聞こえる。

 

「お父さんとお母さんに仲良くなってほしい。」

うんうん。毎年クリスマスではサンタさんに、神社では神様にお願いしていたよね。あれから数年後に二人は結局離婚しちゃうんだけど、まわりまわって、20年経った今は友人として凄く仲良くしているよ…!結婚の形だけが、正解じゃなかったんだよ。

 

「クラスのみんなみたいに、キャンプに行きたい。BBQしてみたい」

うちにはそんな余裕なかったもんね。でも大丈夫。大人になったら全部出来るから。夏には海に行けるし、冬にはスキーにも行ける。たくさん、たくさん行けるよ。

 

「ディズニーランドに行きたい」

大人になったらいくらでも行けるよ!それに、お土産だって買えるようになる。この間はね、おっきな風船を買ってもらったよ。しかも、光るやつ!wいままで、ずっと買ってもらえなくて、持っている子がとてもとても、羨ましかったね。ディズニーランドを出てからも、家に着くまで、ずっとピカピカさせて自慢したよ!

 

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(光る仕様w)

 

こんな風に、6歳のじぶんと、ひとつひとつ、今まで叶えた夢、まだ叶えてない夢の答え合わせをする。

 

すると、あ、まだコレ、叶えられていない!出来るのにやっていない!と気付く瞬間に出逢う。

 

それが、これからの宿題になり、目標となる。

 

いつだって、わたしは外界の声ではなく、幼かったじぶんの夢を叶えることを目的に生きていきたい。

そして、今現在、どうしても叶えることが出来ない夢は、

38歳のじぶん、48歳のじぶんと未来のわたしを信じて、託していきたい。

 

いつでも、どんなときでも、ヒーローは未来のじぶんだって、

そう胸を張って言えることが、究極的な自信、自分を信じることだと思う。

 

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100%の納得感をもってしか選択できない自分の弱さ

今日、友人と銀座で3万円弱のジーンズを買った。

 

今までの人生の中で2980円 or 3980円のUNIQLOのジーンズしか買ったことないわたしからすると、とんでもない高級品であった。

 

では、清水の舞台から飛び降りる程の決断であったかというと、意外とそうでもなく、試着した途端に足が「+30%長く&-30%細く見える」という奇跡を発見した瞬間、わたしは悩むまでもなく購入を決意した。

 

身銭を切る買い物ひとつとっても、このような100%納得感のある選択肢に出逢えることはとても珍しい。

 

大抵は、「形はいいけど、色がちょっとチャレンジグだなー…。」とか、

「デザインはパーフェクトだけど、持ち服と合うかどうか…」とか、

「まぁまぁ可愛いけど、このお金を出して買うほどの価値なのか…」など、

 

何かしら理由を見つけては、躊躇してしまう。

 

親に反対されてもこの人と結婚したいとか、

安給で先行不透明でもこの仕事に挑戦したみたいとか。

 

100%の納得感を感じた場合は、コスパを考えるまでもなく、世間体を気にする間でもなく、自分でも拍子抜けするくらい、大胆に軽々と飛び込めるのだろう。

 

とても稀だけれども、わたしたちはそのくらいの満足感、納得感を人生どこかで経験して知っているからこそ、ついつい待ってしまうのだ。もっと良いもの、もっと良い人、もっと良いタイミングはないのかな…と。

 

だけど、それ程確信を持った選択肢に出逢えることは、人生そうそうなくて、

大半は、不安で、不明瞭で、目をつむれないほどの欠陥がある一方、目を逸らせない程の魅力的をもった選択肢が行く先々に散りばめられている。

 

その不安を取り除こうと、欠陥を何とか埋めようともがいても時間が過ぎていくばかりだ。それじゃあ、服一枚も買えなくなってしまう。

 

だから、70%の納得感でも、まずはえいやと飛び込める自分でありたい。

選んだ後に120%の納得感を持っていく努力をし、それでもダメだったら潔く手放して、また選び直そう。

 

そのくらいの柔軟性とたくましさを持ち合わせていれば、もっともっと、たくさんのワクワクを掴める自分になれるはずだ。

 

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12kg痩せたダイエット記

女友達に体型維持に関して質問されたので、10年間に渡る、自分のダイエット史を振り返ってみた。

     

私は元々太りやすい体質で、12歳のころから22歳まで毎日体重に関して思い悩み、朝夕欠かさず2回必ず体重計に乗っては100g単位で一喜一憂する日々を送っていた。

     

特に顔とお腹に肉が付きやすい体質のため、0.5kgでも太ると、目立ってしまうからタチが悪い。意志力が抜群に弱い上に、欲望に忠実な私はどんなダイエット方法でも続かず、日々自己嫌悪感を高める一方だった。

 

意志が弱い人間にとって、ダイエットに関わらず、何かを成し遂げる時に最も大切な要素が「気持ちの良い環境」だ。どんなに効果的で革新的なメゾットでも、気持ちが良くないと続かない。更に、不快感が蓄積されると、ストレスの反動で一時的に結果が出たとしても、トータルで見るとマイナスの結果に振れて終わるのが関の山だ。ダイエットでいうと、一瞬痩せても、結局リバウンドしてしまうのは、そのためである。

      

痩せたいのについつい適量以上に食べてしまう。衝動的にヤケ食いしてしまう。

      

これを紐解くと、「食べる」という刺激をドーピングしないとやっていけない程、不快な環境に身を置いているということである。原理はタバコや麻薬と同じであり、その刺激を打ち絶つためには、意志の力では到底沙汰打ちできない。少なくとも、私はできなかった。刺激に対する依存を断つためには、「刺激に頼らなくても、快適に過ごせる環境」が必要不可欠なのだ。

     

よって、物理的にも精神的にも、「気持ちの良い環境づくり」がまず最優先になる。
         

 


更に、持論として、人は○を◎にすることはできても、×を○にする程強くない。不可能ではないけれども、×を○にすることは、○を◎にすることと比べものにならない程、大きなエネルギーを要するからだ。

        

「こんなダメな自分を変えないといけない…」「なんとかしなきゃ」と焦れば焦るほど、結果が出ないのは、自分に大きな×を付けているから。×を○に変えていくことは、自己否定に絶えずさらされていることと同義であるため、精神的にとても不快な環境を作り出してしまう。

     

よって、快適な環境作りとは、自分にたくさんの○を与えることからスタートする。一見矛盾しているように思えるが、私の場合、「自分はこのままでよい」と思えたときに、初めて大きく変化する準備が整うのだ。

 

        

こうして、痩せたら着ようと思って買い込んでいた服を、思い切って全部処分するところから私のダイエットは始まった。自分が痩せることを期待して買った、ワンサイズ小さいジーパンも、履き心地が悪く、快適ではないということで思い切って、捨てた。

          

次に、「痩せたらチャレンジしよう」と先延ばしにしていたことを、すべて書き出しては、前倒しして試してみた。

       

メイクを研究すること。パーマをかけること。
      
デブがオシャレをしたら痛いのではないか、効果が薄くお金の無駄遣いなのではないかと、避けていたことにチャレンジすると、思いの他周りの友人から気付いてもらったり、褒められたりして、純粋に嬉しかった。

      

デパートへ服を買いに行くと、鏡に映る理想体型でない自分を突き付けられるようで心情的につらく、NISSENなど通販ばかりで買い物をしていたが、思い切ってオシャレな友人を誘い、「今の私」に似合う服を見繕ってもらった。
          


こうして、「理想からは遠い今の自分でもいいじゃないか」と思えるような、自分自身に対する○をひとつずつ貯金し、生きやすい環境づくりを整えていった。

 

        

そして、最後に。
         
最も難しく、そして効果が大きかったのは、自分の体形をからかう人から自分を遠ざけたことである。当時、とても好きだった男性から、みくはもっと痩せたら?とか、太ももが象みたいに太いなといつもからかわれていた。極め付けは、髪形をボブに変え、おろしたてのマキシムワンピースを着て彼とのデートに出掛けたところ、「デカいちびまる子ちゃんみたいだな!でも、顔はパンパンしているから、パンパンマンか。(笑)」とからかわれたことであり、その場では、「もう、意地悪なんだから」と笑ってやり過ごしたが、数日間寝込むほど精神的に応えた。それから、あのワンピースは押し入れの奥にしまったまま、一度も着ていない。


         
当初、彼と一緒にいれば成長できるのではないか、彼の理想に近づけられるように頑張れるのではないかと思っていたけれども、やはり現状の自分自身に対して×だと言っている人の期待に応えなきゃと頑張ること、一緒に居ることは常に自己否定を伴うため、痛みを伴う。そのストレスから逃げるために、更に過食に走っては自己嫌悪に陥るという、悪のスパイラルを繰り返していた。

 

         

そして、彼と距離を置いて少し経った頃に、新しい恋人と付き合い始めた。
   
当時、夏バテも手伝って3kg程度ダイエットに成功した私は、ある時一番太っていた頃の写真を彼に見せた。クスっと笑われる覚悟で、「今は痩せて綺麗になったんだね」と褒められたい一心で差し出した写真を、彼はまじまじと見た。そして、固まった。


        
「もしかして、ドン引きされたのかな…」
         


彼の様子を見て、私は大きなショックを受けた。

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その次の瞬間、


      
「未来ちゃん、俺はもっと早く未来ちゃんに出逢いたかった。このぷくぷくしていた時期も超かわいいじゃん。もちろん痩せて綺麗になった今の未来ちゃんも大好きだけど、このぷっくりした時も、これはこれですごくかわいい。俺はこの時期は見逃がしてしまったんだね。本当に残念だ…」

       

そう言って、彼は肩を落とした。あまりもの予想斜め上の反応に、今度は私が固まった。ジョークを言っているのかと思い、顔を覗き込んだところ、彼の眼は大真面目で真剣であった。あんなに最上級に太った自分を、良いねと言ってくれたのは、家族友人含め、今まで誰もいなかった。この日、私は彼から、もがき苦しんでいた過去の自分にとびっきり大きな○をプレゼントしてもらったのである。そして、彼からもらった大きな○は、6年経った今でも、そしてお互いが離れてしまって今でも、ずっと心の中でわたしを支えてくれているのだ。

        

他人の評価によって自分の価値を決めちゃいけないとか、自分は自分で認めてあげなきゃとよく聞くけど、あんなの全部綺麗ごとだ。特に、女性はなんだかんだ、可愛いねと言われた分だけ可愛くなるし、良いねと褒められた分だけ頑張る糧にできる。○を◎に変えていく燃料になっていく。

      

だから、もっともっと自分をほめてあげよう。そして、今の自分でも良いね、と思ってくれている人と一緒に居よう。意志力への過信、弱い自分への自己嫌悪、自分をダメだしする男等はまとめてごみ箱に捨ててしまえ。

    

まずは、うんと自分を甘やかして、たくさんの○を出してあげよう。

        

こうして、私のダイエットは生きやすい、心地よい環境づくりからスタートしたのであった。

 

 

 

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