未来日記

未来日記

いつも鬱々としていた丸の内OLの日誌。人生をポジティブに変えていくのは、自分の行動次第。

一発屋は誰でもなれる。持続して、面白さを保つのはめちゃくちゃ難しい。

ここ最近、何か面白いことを書こう、役に立つことを書こう、と思う度にキーボードを打つ手がズシリと重くなる。

 

クリエイティブとは、水のようなものだ。

自分の中で「表現したい何か」が腹の底から段々と沁みだして、徐々に沸きあがり、じわじわじわじわと水位を上げ、もうこれ以上は抱えきれない…!と溢れ出した時に、形となり、文章となる。

 

よって、放っておくと、たまにドドドと湧いたと思えば、そのあとはずーっと止まったりと、とても気まぐれな頻度での制作しかできない。

 

その気になってハッスルすれば、一発屋となって、ひとつだけ良い作品を残すことは出来るだろう。しかし、継続して質の高いアウトプットを出すためには、絶えず心からクリエイティブな発想を産み出す習慣と、それを確りと形に残すための工夫が必要不可欠だ。

 

質の高いクリエイティビティを、継続して発揮し続けること。

 

これは、わたしが思っていたよりも、ずっとずっと難しいことだった。

 

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去年、佐渡島ヒッチハイクで旅した時に道端で発見した牛(!)。

 

敬愛する久石譲さんは、こんなことを言っていた。

 

・生涯に一作であれば、誰でもいい曲がつくれる。(中略)だが、仕事は"点"ではなく"線"だ。集中して物事を考え、創作する作業を、次へまた次へとコンスタントに続けられるかどうか。(中略)優れたプロとは、継続して自分の表現をしていける人のことである。さらにいえば、プロとして一流か二流かの差も、力量を維持継続していけるか否かにかかっている。

 

確実にたくさんの曲を作りつづけていくには、気分の波に流されてはいけない、という意識が僕には強くある。

 

僕の場合、作曲の作業に入っているときは生活も一定のペースを保ち、できるだけ規則的に坦々と過ごすように心がけている。

 

・頑張ろうとすれば、夕食抜きでぶっ通しでもできる。朝までやることもできる。しかし、それをやってしまうと過度な負荷をかけることで、翌日の効率が確実に落ちる。マラソンランナーと一緒で、長距離を走り抜くにはペースを崩さないことだ。

 

 

感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)

感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)

 

(イケダハヤトさんのブログから引用) 

 

今までいろいろな人のブログを読んできて、不遜ながらも、

 

「意外と普通の内容だよなぁ、そんなに毎回面白いことを言っているわけじゃない。これならわたしでも書けるじゃん」

 

と思っていた。

 

しかし、毎日たったのひとつでも、しっかりとした記事上げること。

それはこのチャレンジをスタートする前からは想像できないくらい、難しいことだった。

 

 

書いても書いても、面白い文章が出てこない。

時間をつぎ込んでも、ありきたりなことしか書けない無力感。

面白いことにプライドを持っていたのに、意外と大したことない自分。

 

そんな自分のダサさに失望しながらも、

これが今の自分の実力だと、しっかりと受け止める。

 

そして、少しでも昨日より前進できるように。

恒常的にクリエイティブさを発揮できる習慣を身に着けるために。

 

出来ることを少しずつ積み重ねていきたいと思うので、これからもご愛読いただけると、とても嬉しいです。