憧れという名の魅力が、何よりもの引力
去年の日記を漁っていたら、5本指に入るくらい、人生で最も尊敬する友人とごはんした時に、彼が話してくれた言葉を残したメモが残っていた。
憧れという名の魅力は、すごく引力が強い。
多少ネガティブな感情が湧いたしても、心を引き戻される。そしてこれから先も定期的に顔向けできるよう、自分をアップデートしなければなと、気が引き締まる。日々精進。
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- 自分の得意なこと、好きなことじゃなきゃ、今の時代はやっていけない。不得意なこと、嫌なことじゃ、立ちいかない。
- どんなに頭がいい人たちでも、不慣れな領域だと、びっくりするくらいの質の低いアウトプットしか出せない。例えば一流外資コンサルが専門外の新規事業提案をしようとすれば、単なるA+B的なモデルしか出せない。「なぜ自社で取り組んだら、勝算があるのか。なぜ今までの同業他社はできなかったのか。どんな課題があったのか。」等分析出来てはじめて価値のある提案になる。
- 見かけ上の格好良さ、キラキラにどうしても心が傾きがちになるけど、大切な意思決定では、引っ張られないように、気を付けてる。
- 前職でも現職でも、スタート時点ではそこまで大きな愛や喜びはなかった。何となく楽しそうだな、やれそうだなという期待感、ワクワク感のみ。そこから自分から主体的に動いて種を蒔いた。仕事への愛情も、例にもれずコツコツ育てあげるものである。
- 例えば「補聴器」と一言でいうと、得体が知れないものに聞こえるが、「マイク付きノイズキャンセルできるスピーカー」と言えば、一気にイメージがわく。そうやって因数分解したり、自分が理解できる言葉に置き換えたうえで、大体の価格イメージを桁では言い当てられるくらいの感覚値を持つこと。これがビジネスセンス。研ぎ続けろ。その感覚値と実際の価格に大きな乖離があったら、ひとつのビジネスチャンスになる。
- 自分が勝てそうな領域、価値癖を見極める。結果を出し続けていれば、お金は必ずあとからついてくる。雇われる場合は、契約に落とさなくても、待遇もポジションもあとからついてくる。
- 優秀な上司とは、責任を取りつつ、意思決定をできる人。そういう人は滅多にいない。
- 今の自分はただ事業を創りたい。広げたいというモチベーションだけれども、今後自分のフェーズが変わっていけば、マネジメントや組織論に興味を持つかもない。その時、その時の自分のやりたいこと、面白いと思うことをを追求しろ。